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ウエディングが大好きすぎるライター SAKAMICHI WEDDING THAILAND 代表の坂井夏美です。今回は私の経験を踏まえて海外ウエディングをあらゆる面から比較していきたいと思います。
大前提にどの国が良い悪いとかではなく、自分の思い描くウエディングに合うか合わないかだと思います。私自身ハワイで挙式、日本で披露宴、タイでフォトウエディングフォトと3回行いました。（お相手は同じ方ですよ！笑）
実際３つとも大満足でやってよかったと思っています。ただどの国にも長所短所があるなと感じたので、今回は経験が語れる【ハワイ】と【タイ】で比べていきます。
【ハワイ】と【タイ】気候で比較。
| ハワイ | タイ | |
|---|---|---|
| ハイシーズン | ４月〜９月（乾季） | 11月〜３月（乾季）４月〜５月（暑期） |
| ローシーズン | 10月〜３月（雨期） | ６月〜10月（雨期） |
※雨期は雨が多い時期ですが日本の梅雨のようなしとしと続く雨ではなく激しくて短いスコールが多いです。
※暑期はタイで一番暑い時期ですが旧正月の水掛祭りがあるので人気の時期です。
ハワイとタイではハイシーズンがちょうど真逆にあたるのでウエディングを行う時期で行き先を決めるのも良いですね。ただハイシーズンはウエディングや旅行に適した時期だけに飛行機もホテルも全部費用が高いです。私の場合ハワイ挙式は家族旅行も兼ねていたので年末に、タイでのウエディングフォトは安かったので雨期の８月に行いました。どちらもシーズンで言うと雨期ですが…幸運にも晴れてくれました。
★１２月ハワイでのビーチフォト
★８月タイでのビーチフォト
ハワイではお昼間の撮影、タイでは夕方の撮影だったため雰囲気の違う撮影ができました。雨季は運次第なところがありますが、費用は安く抑えられハワイでは青空、タイでは夕日と撮影することができて大満足でした。
★タイ曇りの日の写真by SAKAMICHI WEDDING①
★タイ曇りの日の写真by SAKAMICHI WEDDING②
曇りでの撮影も気になると思いましたのでお客様の写真をお借りしていました。曇りの良さは自然光のちょうど良さです。逆光を気にしなくて良いですし、眩しくないので表情もとても素敵に撮れます。
【まとめ】確実に晴れの日を狙いたい場合はハイシーズン、天気は運次第で曇りの撮影もいいなと思える方は費用が抑えられるローシーズンがおすすめです。
【ハワイ】と【タイ】日本からの距離・旅費で比較。
| ハワイ | タイ | |
|---|---|---|
| 飛行機所要時間（行き） | ７〜８時間 | ５〜６時間 |
| 飛行機所要時間（帰り） | ８〜10時間 | ５〜７時間 |
| 年間平均往復飛行機代（スカイスキャナー調べ） | 約10万円 | 約５万円 |
| 時差 | 19時間 | ２時間 |
※タイは往復ほぼ変わりませんが帰りが少しだけ長いです。
※飛行機代は出発地、時期、直行便か否かによっても料金は異なります。
やはり気軽に行けるのはタイですね。タイは-2時間ですので時差ボケなど心配ありません。私の場合、ハワイには挙式、新婚旅行、家族旅行も全部兼ねて行ったのでみんなの予定が合う年末に！詳しい値段は忘れましたが、年末のハワイはみなさんもご想像通りだと思いますが、恐ろしいほど高かった記憶が…ただ年末だったので長期休みが取れましたので5泊7日とゆったり楽しんできました。タイは1番安い雨季の時期はLCCの飛行機を使って往復3万円でした。国内旅行より安いかも！
【まとめ】海外ウエディングに家族や友達も招待したい場合はハワイとタイでは旅費が平均2倍違いますので、参列者のお財布事情にも注意が必要ですね。またタイは5時間で到着しますし、時差も2時間なのでお客様の中には2泊3日でウエディングとハネムーンを予定されてる方もいます。お休みが長期で取れない方にもタイはおすすめですね。
【ハワイ】と【タイ】挙式スタイルで比較。
ハワイで人気の教会挙式
タイで人気のビーチ挙式
ハワイとタイでは宗教や文化の違いから人気の挙式スタイルが違ってきます。ただ今はどちらの国もざまざまなスタイルが可能(実はハワイにもタイにも日本スタイルもあるんですよ！)なので、選択肢の広さで比べてみました。
【まとめ】まずハワイでは日本でも人気な教会やチャペルでのキリスト教式が選択肢が多いと感じました。値段も会場によって様々なので自分の予算に合わせて選ぶことができました。私はハワイのプリマリエ教会を選びました。逆にタイは仏教の国ですのであまり教会・チャペルは選択肢が多くありません。西洋スタイルを行いたい場合は、ビーチでのウエディングが人気です。物価がハワイほど高くないためかなり豪華なデコレーションが期待できます。その他タイは独自のタイウエディングスタイルもございますので人と被りたくない人にもおすすめです。
【ハワイ】と【タイ】挙式費用で比較。
上記のスタイル(ハワイは教会挙式・タイはビーチ挙式)で比べてみました。
| ハワイ | タイ | |
|---|---|---|
| 挙式費用の相場 | 約４０万円 | 約３０万円 |
| 衣装（レンタル） | 約３０万円 | 約１０万円 |
| 撮影費用（写真・ビデオ） | 約３５万円 | 約１０万円 |
| 平均総額 | 約１０５万円 | 約５０万円 |
※新郎新婦それぞれの条件や時期や場所、為替により値段は大きく変わります。
値段はそれぞれのカップル様で違いすぎるので記載が難しかったのですが、皆さん気になるところだと思いましたので私の経験とネット情報から自分なりに金額出させて頂きました。参考になれば嬉しいです。
【ハワイ】実際に私がハワイで挙式を行った時は５年前で総額50万円ほどだったのを覚えています。というのも費用を下げるために人気の海が見えるチャペルを避け、山の中にあるプリマリエ教会を選びました。やはり海が見えるチャペルは…それだけで100万円するものもありましたよ。またドレスに関してもプラン内のドレスは10着ほどで他を選びたい場合はグレードアップして追加料金というパターンでしたので、プラン内で選ぶことになりました。着たかったドレスはレンタル50万円でしたので断念。それで持ち込みをしようと考えましたが、憎き…持ち込み料が発生しましたので断念。
【タイ】タイのパターンはうちの会社(SAKAMICHI WEDDING THAILAND)の料金から算出させてもらいました。平均がとても難しくて全然これよりお安いプランも総額30万ほどからございますし、総額100万円以上の豪華な海沿いホテルのビーチウエディングも可能です。ただハワイの平均総額と同じく100万円の予算でタイで結婚式を行いましたら、5つホテルの豪華なお部屋で豪華なビーチウエディング、ドレス選び放題は確実でしょう。
【ハワイ】と【タイ】物価で比較。
| ハワイ【１ドル＝約１５０円】 | タイ【１バーツ＝約４円】 | |
|---|---|---|
| ミネラルウォーター | 1.5ドル＝225円 | 15バーツ＝60円 |
| コーラ | 2.7ドル＝405円 | 19バーツ＝76円 |
| 朝食 | 12ドル〜＝1,800円〜 | （タイ料理）50バーツ〜＝200円 |
| 昼食 | 25ドル〜＝3,750円〜 | （タイ料理）100バーツ〜＝400円 |
| ディナー | 60ドル〜＝9,000円〜 | （タイ料理）200バーツ〜＝800円 |
※タイのローカルフードは今も凄くお安いですが日本食・スタバ・マックとか輸入ものは高いので注意です。
【ハワイ】円安の影響で海外旅行へのハードルが上がっていますよね。私がハワイでウエディングした2018年から現在までの５年間でも大きく物価が上がっていて驚きました。最近ハワイでハネムーンをした友人からもロコモコ丼が5,000円ぐらいで毎日レストランには行けないと判断して、ホテルで夕食にカップラーメンを食べたというエピソードを聞いて驚愕でした。２人で１日２〜３万は覚悟していた方がいいでしょう。
【タイ】物価が安いイコール発展してないと思っていませんか？私も最初は驚きましたがタイ、特に首都のバンコクはめちゃくちゃ都会で高層ビルが立ち並び、電車が空を走り、キャッシュレスが進み、福岡出身の私は今人生で1番都会に住んでいると感じています。ここ3年の中でも、物価は1バーツ3円から4円にどんどん上がっています。まさに経済が成長し続けているタイですが、まだまだ物価は安いほうですので円安のご時世に行きやすい海外旅行先ではないでしょうか？ホテルもレストランもウエディングもちょっとお金を出せればスーパーセレブ気分を味わうことができます。私はそれをすごくコスパいいと感じるのでタイ推しです！
おまけ・日本の平均費用
私の経験した海外ウエディング【ハワイ】と【タイ】をあらゆる角度から比べてみました。いかがでしたでしょうか？ハワイは高くてタイがお安いというように見えたかもしれませんが、実際日本でのウエディングの平均費用は約380万円、手出し費用は約150万円というのをネットで見ました。そう考えると新郎新婦のみや、少人数での海外挙式はハワイだとしても節約すれば日本よりも費用が抑えられるという人もいます。
もし同じ150万の予算があるなら
「日本で平均」「ハワイで2～3つ星ホテル滞在にローカルご飯」「タイでは5つ星ホテルに高級レストラン！」あなたはどれを選びますか？がっつり海外ウエディングに予算がある場合はやっぱり憧れのハワイウエディングはおすすめです。私も一生に一度と思ってハワイに行けたことを今でもよかったと思っています（本当に一生に一度になりそう…)ただもしタイウエディングの可能性に気づいた今の私が、2018年当時の私に教えることができるなら「せっかくのハネムーンや記念日旅行、誕生日旅行など特別な日は格安旅行ではなく、タイであえてセレブな贅沢旅行にして、挙式もウエディングフォトも豪華にして日本の披露宴で自慢するのが裏技だよ」っておすすめしてあげたいです。
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SAKAMICHI co.,ltd Managing Director 坂井夏美
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